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講座十三 チャーチルの気候と服装 (気候) 平均気温: 1月(-27.5)、2月(-25.9)、3月(-20.4)、4月(-10.1)、5月(-1.5)、6月(+6.2)、7月(11.8)、8月(11.3)、9月(5.4)、10月(-1.5)、11月(-12.1)、12月(−22.8) チャーチルの名物は”肌を切り裂く寒風と蚊”といわれるほど、年間の気候は大きく違う。夏といえ、雨など天気の悪い日には、5℃以下にまでなる。ハドソン湾を渡ってくる風は、凍てついている北極圏からのものであることを忘れてはならない。 (服装) もともとカナダは服装にうるさいところではなく、特にチャーチルでは、自由だ。レストランでも、ネクタイや短靴などはいている人は見かけない、いたら振り向かれるでしょう。町のお偉いさんたちも、パーティーの席でもT−シャーツにジーンズパンツのいでたちである。 夏は、富士山の山頂や穂高の頂上近くにいると考えればよい。高位度のため紫外線が強く暖かく感じるが、雨や曇りになると、一挙に東京地方の冬になると心がけよう。8月でも雪が降ったり水が凍ることがあり、セーターやウインドウブレイカーは欠かせない。そして手袋も必要です。 シロクマシーズンである晩秋には、完全な防寒具が必要である。温度の低さより風による体感温度の低下が大敵である。スキーへ行くいでたちに、厚手のフードの着いたパーカー、厚手の帽子、オーバーズボンは必須である。 風の強い日、レストランなどへ行くときには、十分な服装でないと、歩くのも困難である。風対策は、日本人の常識をはるかに超える。 (蚊やブヨ対策) 5ドルも出せば、頭から被るネットを買える。夏のチャーチルでは、温度が15℃位まで上がると、蚊やブヨが発生する。ネットや蚊よけスプレーがないと、不愉快の思いをしなければならない。
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