講座十一 マンモスとしろくま、ホッキョクグマのちがい
マンモスと象とは、見た目にはよく似て見えるが、随分違う。マンモス(先祖はマストドン)の誕生は、人間と同じアフリカである。 それに誕生した5−7百年前、人類の祖先も誕生しているから、ほとんど同じ頃だっただろう。マンモスと言えば、白く凍りついた雪原を、長いからだの毛をなびかせながら、ゆったりと歩く姿を思いつく、長い毛は、寒さに順応したものであろう。それに小さな目、耳や短い尻尾は、シロクマとよく似ている。これらは、寒さから熱の発散を防ぐことが出来ると言う点では、共通している。
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